効率よく外国語を学ぶために
外国語学習の効率化のために行うべきことの1つに、
メタ認知というものがあります。
メタ認知とは、言語を学習している際またはその言語を使っている時に、自分の状態を客観的にみることを言います。
自分が今、学習プロセスのどの辺にいるのか。
何ができていないのかを自ら把握することはとても大切です。
すなわち、自分をモニタリングする、ということですな!
それができれば、自分のできない事にいち早く気がつき、その克服に対応した学習を始めることができます^^
または、その学習法が向いていないという事に気づき、別の学習法に変更する事もできるでしょう。
学習が楽になってきたなと思ったら、もっと負荷をかけてさらに力をつけていくこともできます♪
逆に、それができないと?
ただただ学習をこなし、時間をかけるだけで無駄な学習をしてしまうかもしれませんね(汗)
上達速度が格段に違うので、上達速度がゆっくりだと途中で挫折してしまうことだってありえます。
ひたすら量をこなして学習していくのと、
できない事を見つけて対処し、成長を感じながら学習をするのとでは
皆さんは、どちらが良いでしょうか?^^
後者の場合は、メタ認知の例を上げてみるので確認してみてくださいね!
<メタ認知の例>
①「学校で6年間英語を学習してきたのに、リスニングがどうも苦手だなぁ。」
と感じて、原因を考える。
単語が苦手なのか?
英文が文法的に理解できていないのか?
音が聞き取れないのか?それは、どの音なのか?
話者の話すスピードが速くてついていけないのか?
様々な理由が考えられるけれど、自分はどれだろうか…と分析してみる。
②私の過去のケースです^^
「英語は聞けるし読めるのに、話すのが大変だなぁ。」
と思い、スピーキング練習を学習内容に取り入れました。
方法は、それまで文字でチャットしていた友達に、音声でチャットしようと誘ってみたり、
英語ネイティブの方の講義であれば、その前後にお話ししに行くなど。
出会った英語の表現は、積極的に発話で使うようにしたり、
読んだばかりの記事について、自分の持ちネタとして話題に出した記憶もあります。
以上、メタ認知についてでした。
外国語能力は、時間をかければ向上していきます。
しかし、自分に足りていない事を分析し補っていくことで、より短時間で成長を感じられるはず。
それを原動力にさらに学習を楽しんでもらえたら嬉しいです^^