英語習得のためにやるべきこと 《学習の全体像》編
こんにちは、Saikoです!
前の2つの記事では、英語学習の目的と目標を明確にすることで、求める英語力を得るための学習を始める準備をしました。
ここからは、英語学習について一緒に見ていきたいと思います。
と言っても、英語学習と聞くと、
「中学英語も忘れているから勉強することがたくさんあって、何から手をつけて良いのか分からない…」
「英語学習をこれまでにもやったことがあるけど、変化を感じずにやめてしまった。そもそも進め方が分からない。」
と感じていませんか?
そう思うのも、無理はないと思います。
私も、最初は英語の学習が膨大に思えて、どうやって英語が使えるようになるのか謎だった分、気が遠く感じていました。
でも大丈夫です!この記事を読んでいくことで、
英語学習は、何から学習して身につけていくと楽で効率的か
が分かります^^
《目次》
英語学習の流れ
英語学習の進め方は、文法・単語の基礎知識→読む・聞く→書く・話すの順番で強化していきます。
それぞれの段階について、どのように学習をしていくか簡単にご紹介していきますね!
基礎文法・基礎単語が最初!+音に慣らしていく
読む・聞く・話す・書く、どれを行うにも文法と単語の知識が必要です。
私がここで言う基礎文法と基礎単語とは、中学文法とよく使われる単語1500語くらいだと思っていただければと思います。
最初に基礎的な文法と単語の知識を入れておくことで、将来伸びやすくなります。
逆にここを疎かにしてしまうと、あとで伸び悩むことになります。
文法書1冊と単語の本1冊を決めて、そちらを終わらせるようにしましょう。
そしてもう1つ強化し始めたいのは、音声面です。
日本語と英語の音は違いが大きいです。なので、この段階からネイティヴの音を真似し始めることで、英語習得のスピードが上がります。
この段階での音声面の強化は、
単語をネイティブ音声の後に続いてリピートするだけでOK!
単語の本や文法書にある例文の音声があれば、それもリピートすると英文全体のリズムも身についてお勧めです^^
読む・聞く力を強化
基礎的な文法と単語の知識が入ったところで、英文を理解する力を伸ばしていきます。
英語学習者向けのサイト、洋書、ポッドキャスト、英語の映画などで実際に英文を読む・聞く事をしていきます。
音声面を強化するためには、英語の音声を聞くだけでなく、シャドーイングという学習法も入れていきます。これは、音声を聞きながら音声に少し遅れて真似するというものです。
書く・話す力を強化
英文を理解する力が身についたら、書く・話す練習をしていきます。
人間は知っていることしか話せません。そのため、まず英語を読む・聞くことを通して英語の表現などのデータを多くためておく事が、効率よく書く・話す力をつけるポイントです。
書くのは、日記、友人とのメールやテキストメッセージで。
話すのは、独り言、友人との通話、英会話スクールで練習ができます。
書く・話すのは、海外の友人をネット経由で作って一緒に練習すると楽しいので、また別の記事でご紹介しますね!
英語ネイティヴの赤ちゃんと学ぶ順番が違うのは何故?
英語ネイティヴの赤ちゃんは、聞く→話す→読む→書くの順番で英語を習得するじゃないか!という意見もあると思います。
しかし、私たち日本語を母語とする成人と、何の言語も知らない赤ちゃんを同じように考えるのはご法度です。
私たちはすでに日本語の言語を使うシステムが頭の中にある分、どうしても母語を通して外国語を学んでしまうんです。
なので、赤ちゃんとは、効率的な学習の順序が違うんですよ^^
いかがでしたでしょうか?
英語学習の全体像が見えてどう英語を身につけていくのかが見えたら、何だかできそうな気がしませんか?
もし今回の記事で、今は基本文法・基本単語の知識が不十分でそれを強化する段階だな、と分かったら、さっそく文法と単語の勉強から進めちゃいましょう!