英語習得のために やるべき事①:なぜ自分は英語を学ぶのかを明確にする
こんにちは、Saikoです。
まず英語の習得と聞くと、イメージするのは長い道のり。先が見えず、何から手をつけて良いか分からなくなりますよね。
英語を話せるようになりたいから、オンライン英会話をやろうか、とか。
とりあえず英語のテキストを買ってみるとか。(そしてそのテキストは終わらず、置いてある状態)
英語習得に、一晩で効く薬はありません。
しかし、1年かかる学習を3ヶ月に凝縮して効率よく学習することで、より短期間で英語を習得することは可能です。
そのために必要なことを、この記事をはじめとして順を追ってまとめていきたいと思います。
目次
今回のゴール:学習の目的や理由を明確化する
まず学習において大切なことは、学習の理由が明確であることです。
ここが明確だと、次のステップの目標設定がやりやすくなるだけでなく、将来 学習でつまづいた際にモチベーションを保持して学習を継続しやすくなります。
英語を学ぼうとしているのであれば、きっかけや理由は、きっとあると思います。
あなたは、なぜ英語を勉強するのでしょうか?
今一度考えてみましょう。
一旦 読み進めるのをやめて、できれば紙や何かに書き込むと良いでしょう。
学習目的の例
多くの方は、下記に近いものを理由として上げているでしょう
- ワーホリに行ったら行先の国で困らないように、最低限の英語力をつけておきたいから
- 留学をするので、授業についていけるように英語を理解し、グループワークのために発言できるようにしておく必要があるから
- スキルアップをして、仕事の幅や可能性を広げたいから
- 会社でTOEICを〇〇点取るよう求められているから
- 海外旅行へ行った際にトラブルを対処できるしておくことで、安心して旅行を楽しみたいから
- 映画を見る際に字幕を見ないで台詞を理解できるようにすることで、映像を思いっきり楽しみたいから
学習目的 を考える上で気をつけたい事
ここで注意したい学習の目的・理由は、下記のようなものです。
先ほど思った答えが当てはまっていないか、確認してみましょう。
- 【具体性に欠ける】例:英語を使って海外の人と話したいから
- 【他者のため。やらされてる感】例:会社でTOEICを〇〇点取るよう求められているから
より使える学習目的 にするために
先ほどのような答えが悪いわけではありませんので、ご安心ください^^
下にあるような質問に答えてさらに掘り下げることで、目標設定や学習の方向性が明確になりやすい、そしてモチベーションを上げやすい学習目的になります。
「そうなると、結果どうなるのか?」
「その後は、何をしたいか」
「なぜそう思うのか?」
「自分自身は、どう得をするのか」
先ほどの注意したい答えの例を使うなら、こんな感じです。
- 【具体性に欠ける】例:英語を使って海外の人と話したいから
→英語を使って海外の人とお互いの日常や、その時どう思ったかについて話すことで、新しい価値観を知りたいから。そしてその結果、海外にも友人ができるだろう。
※ より具体性を上げるために「何を話すか?」も追加
- 【他者のため。やらされてる感】例:会社でTOEICを〇〇点取れるように求められているから
→TOEICを〇〇点取って会社の英語の会議でしっかり内容を理解して発言できるようになりたい。いちいち英語で仕事に時間を取られなくなり、仕事が楽になるだろう。
せっかくなら、海外旅行にも役立てたい。
おまけ:Saikoの過去の学習目的
ちなみに私は大学生の頃、下記3つの目的で英語を学んでいました。
『大学4年生の夏までにTOEIC 900点以上を取りたいから。
そうすると卒論が免除になるから、その分の時間をバイトに注いでお金を貯められる。そのお金でアメリカに1ヶ月間滞在して、国内だけで学んだ自分の英語がアメリカで通用するか試してみたいな。』
『フィリピンの従兄弟たちと意思疎通をできるようなるから。そうすることで、お互いの性格や考えをもっと知って仲良くなりたいな。』
母の実家はフィリピンで、住民がタガログ語を話す田舎なので、英語は完璧に通用しなかったというオチが 笑
『英語の資格があれば就職が楽になると聞いたから。就職氷河期だから、早く内定をもらって安心したい。逆に仕事が見つからなかったら家計を支えられないし、私のキャリアも心配になるだろうな。』
と、こんな感じでした。
ちょっとしたコツですが、できると良い事だけでなく、逆にできなかったら困る事を考えるのもありです。
今回の記事は、以上です。
この記事を読んで、ご自身の英語を学習する目的や理由が明確になったことと思います。
じっくり考えて大丈夫ですので、英語習得の成功率を上げるために、ぜひ学習目的は明確にしてくださいね。
これができれば、学習において大切な目標を立てる準備ができている状態です。
次回、学習においての指針となる、目標を一緒に考えていきましょう。